野良ちゃんたちのことから、命について考えてみた(2014/5/8)

地方に行った時のことである。

家庭的な民宿に泊まった際、夕食が終った頃にスピーカーから町のアナウンスが聞こえてきた。

「最近、野良猫についての相談が増えています。外飼いの猫には、避妊や去勢など適切な処置をお願いします。なお、実質的には、餌をあげている方が事実上の飼い主とみなされますので、ご注意ください」という内容だった。

このアナウンスを聞いて、「ペットは可愛い。」「動物は可愛い。」という思いから、餌をあげるのは、人間の身勝手さなのだということを改めて感じた。

大切な命に関わることは、責任感を持って対応しなければならない。

逆の言い方をすると、責任を持てないなら安易に命を引き受けてはならないということだ。世話が出来ない飼い主に世話をされるペットほど不幸なものはない、と思う。

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